【一日一鉄】上空から見る境線 迂回しても距離は同じ? 2021年8月30日

上空から見た米子空港と境線

鳥取県の米子から境港までを結ぶ境線。

朝夕は通勤通学の足として、
昼間や土休日は境港への観光路線として利用されている。

特に、路線全体で鬼太郎列車として運行されており
古いながらも特徴ある車両が走っている。

そんな境線は、平地を走るため比較的直線なのだが、
米子空港(美保基地)の拡張により
県道とともに大きく迂回するようになった。

上空から見ても道路・線路がよく見え
いかにも後から敷き直した感がある。

また迂回によって実距離は伸びたが、
営業キロは変更されず
以前よりも乗り得な区間となった。

これは、変更に伴う運賃計算や各駅にある表記の変更などの
コストを考えてのことだろう。

この区間を走る列車からは
民間機に加え自衛隊機も見えるなど
面白い車窓をみることが出来る。

地下化も検討されたそうだが
それでは見ることが出来なかったので
迂回路万々歳だ。