鳥取県の米子から境港までを結ぶ境線。
朝夕は通勤通学の足として、
昼間や土休日は境港への観光路線として利用されている。
特に、路線全体で鬼太郎列車として運行されており
古いながらも特徴ある車両が走っている。
そんな境線は、平地を走るため比較的直線なのだが、
米子空港(美保基地)の拡張により
県道とともに大きく迂回するようになった。
上空から見ても道路・線路がよく見え
いかにも後から敷き直した感がある。
また迂回によって実距離は伸びたが、
営業キロは変更されず
以前よりも乗り得な区間となった。
これは、変更に伴う運賃計算や各駅にある表記の変更などの
コストを考えてのことだろう。
この区間を走る列車からは
民間機に加え自衛隊機も見えるなど
面白い車窓をみることが出来る。
地下化も検討されたそうだが
それでは見ることが出来なかったので
迂回路万々歳だ。