運転手と同じ視点を楽しめる前面展望。
安全性や顧客満足の向上により
多くの車両に装備されつつある。
都市部のように
たくさんの線路をたくさんの列車が行き交うのも面白いが、
やはり見ごたえがあるのが、
単線の地方路線。
左右には雄大な景色が広がり、
かつカーブが多く続くため前方もよく見えず
この先どんなふうになっているのか心躍る。
もちろん楽しみは走行中だけでなく
停車中にもある。
それは反対列車との行違い。
いったいどんな列車がやってくるのか
特急か普通列車か。
それを予想しながら待っているのが楽しい時間となる。
特に特急に乗っていて
停車駅ではない駅で停まり
対向列車を待っている時は
ドキドキしながら待ってしまう。
山陰本線の宍道駅は
停車するやくもを
まつかぜは運転停車して待つという
不思議な光景も見ることが出来る。
（運行上ズレる事もあり）。
時刻表を調べるとわかってしまうが、
あえてそれをせず目に見える景色を楽しむのも
また前面展望の面白さだ。
