特急列車の特徴として
列車の先頭車に掲げられていたヘッドマーク。
今は残念ながら絶滅傾向にある。
そんなヘッドマークは1列車に1つのシンボルマークなのだが、
北近畿を走っていた特急群は複数の列車で一つとなるような
マークを使用していた。
それが北近畿ビッグXネットワークを構成していた
「たんば」「きのさき」「はしだて」「まいづる」「北近畿」「文殊」
の各列車。
(山陰本線、福知山線、舞鶴線、北近畿タンゴ鉄道宮福線(現:京都丹後鉄道))
共通したデザインに各特急の色を組み合わせたマークで、
他の列車との相関性もわかるものだった。
今では289系、287系に統一され前面幕がなくなり、
無くなった列車や、愛称変更になった列車もある。
せっかくなので側面にでも掲げてほしかったが、
他地域に回されたときに困るからだろうか
専用車的なデザインはまったくない。
僅か4ヶ月で廃止の専用ホーム!?福知山駅に残る山陰本線の歴史!!
このあたりでも各社の方針が見え隠れする。
日本の鉄道文化として維持してほしいところだが…