【一日一鉄】さらなる減便?閑散路線はもう戻ってこない? 2021年6月20日

京都駅で発車を待つ、はるか

コロナ禍で不況に立たされている鉄道会社。

利用者数の減少が酷く
それに伴う減収が大きな打撃を与えている。

そんななかJR西日本が
さらなる減便を含めたダイヤの見直しを行うと発表された。

すでに本数が少ないところからも「さらに減便」!? JR西の10月ダイヤ見直し、対象沿線自治体も困惑


現状のダイヤでも「ここまで」と思わせる列車も多く
特に関西空港と京都を結ぶ「はるか」の
日中運行取りやめは衝撃的で
関空特急ではなくただの通勤特急になってしまっている。


また越美北線などの閑散路線でも
減便になるという見通しだそうだが、

ただでさえ1日数往復しかない路線で
さらなる減便を行ってしまうと
使用機会が減り、

元の本数に戻った時に
バスや車に慣れた乗客は帰ってこない。

越美北線の気動車が発着する専用ホーム(福井駅)

ダイヤ見直し予定の発表で福井市と大野市が要望を出した越美北線

こうなるとスパイラルに陥り
廃線という事実に突き進んでしまう。

コロナによる社会情勢の変化は
日本の交通事情を大きく変えてしまっている。