非常に複雑なJRの運賃規則。
単純に距離計算するだけでなく
多くの特例が設定されているためだ。
そのうち大都市の出札業務簡素化で
導入されたのが
「特定都区市内」である。
特定都市内の中心駅で運賃を計算するため
広島の広島駅と井原市駅のように
37キロ離れていても
運賃の計算は広島駅を基準とする。
実質的に同駅扱いともいえる。
非常にお得に見えるこの規則だが
特定都区市内では途中下車ができないため
井原市から出発して
広島で寄り道、
新幹線で東京というような
使い方はできない。
そんな複雑怪奇な運賃だが、
規則などがわからない場合も
窓口で行程を伝えれば
最適なきっぷを用意してくれるので安心だ。
(無人駅が増えてるけど‥)