首都圏に大雪が降る(3cm程)予報が出ると
台風並みの警報が出て、
電車をはじめとした交通機関に影響が出る。
鉄道は「鉄のレール」を「鉄の車輪」で
走ることによって
少ない力で沢山のモノを運んでいるため、
雪が降ると滑ってしまい、
加減速に影響が出るため
通常通り走ることが出来ない。
また分岐に雪が詰まったりすると
取り除く作業が必要になるため停まってしまう。
そのため限界ギリギリで走っている
首都圏の通勤列車は
間引かざるを得ない。
じゃあ雪国はどうかというと、
除雪車によって雪はどかされ、
分岐に融雪装置があったりと
万全の体制が敷いてある。
また列車間隔も長いため、
多少の遅れによる影響は少ない。
とはいえ、
僅かな雪のために
対雪設備を設置するのも
無駄の極みなので
こればかりは我慢するしか無い。
「備えあれば憂いなし」
実際に雪は降らなくても
最善の準備をしておくのは
田舎でも都会でも変わらない。