【一日一鉄】大雪に弱い?鉄道 2020年1月27日

信越本線だった頃の黒姫駅

首都圏に大雪が降る(3cm程)予報が出ると
台風並みの警報が出て、
電車をはじめとした交通機関に影響が出る。

鉄道は「鉄のレール」を「鉄の車輪」で
走ることによって
少ない力で沢山のモノを運んでいるため、

雪が降ると滑ってしまい、
加減速に影響が出るため
通常通り走ることが出来ない。

また分岐に雪が詰まったりすると
取り除く作業が必要になるため停まってしまう。

そのため限界ギリギリで走っている
首都圏の通勤列車は
間引かざるを得ない。


じゃあ雪国はどうかというと、
除雪車によって雪はどかされ、
分岐に融雪装置があったりと
万全の体制が敷いてある。

また列車間隔も長いため、
多少の遅れによる影響は少ない。

とはいえ、
僅かな雪のために
対雪設備を設置するのも
無駄の極みなので

こればかりは我慢するしか無い。

「備えあれば憂いなし」

実際に雪は降らなくても
最善の準備をしておくのは
田舎でも都会でも変わらない。