【一日一鉄】徐々に短くなる「しらさぎ」 2021年6月1日

かつて一往復だけ和倉温泉発着が設定されていた「しらさぎ」

中京圏と北陸圏を結ぶ特急しらさぎ。

昭和39年の東海道新幹線開業時に誕生した
歴史ある列車の一つだ。
(車両落成の遅れで約3ヶ月遅れで運転開始)

基本的に名古屋と富山を結んでいたが、
平成に入ってから1往復だけ和倉温泉発着が設定されていた。

しかし北陸新幹線の金沢延伸開業に伴い
全て金沢発着に固定され
運行距離が短くなった。

大垣駅に進入するしらさぎ

大垣駅に入線するしらさぎ

この先敦賀まで延伸開業した際は
敦賀以北の廃止が謳われており
だんだん距離が短くなっている。

中京と北陸は同じ中部地方であるがゆえに
少ないながら需要があり
乗り換えが必要になってくると

より遠い存在になってしまうかもしれない。