大垣から関ケ原間は
急勾配により普通列車が走る垂井線と
貨物・特急が走る下り本線が別々になっている区間。
しかも垂井線の方に上り本線が並行するという
見た目とは違っているところも珍要素だ。
そんな両線であるが、
どちらも通っても運賃は同じ。
上りと下りで運賃が違うのも面倒だし
そもそも下り本線が迂回線として作られたためだ。
(特急しらさぎの車窓)
なのでこの区間は特急に乗ったほうが
運賃的にはお得というわけ。
もちろん関ヶ原に特急は停まらないし
特急料金も掛かるので
実質的に高くはなるが…
山の稜線に沿って登っていくので
関ヶ原から垂井、大垣へと広がる扇状地を
望むことができるのは
特急だけに許された特別な車窓だ。