単線で必要不可欠な行違い。
駅で行うのが一番効率が良いが、
都合よい距離間で駅があるわけでもなく
特に山間部は集落間や峠など
どうしても距離が長くなることもある。
そのためにあるのが信号場で
効率の良い列車運用には欠かせない。
高山本線にある少ヶ野信号場は
かつて貨物駅だった名残から
下呂駅から1.7km地点という近いところにある信号場。
近いながら普通列車が特急ひだを待避し
特急の効率的な運用を助けている。
またこのように本線から少し離れて待避するため
ここを通る特別感がある。
篠ノ井線の桑ノ原信号場のようではないものの
普通列車でしか体験できない貴重な区間だ。