【一日一鉄】ICカードの境界駅 2020年10月2日

越中宮崎駅の簡易ICOCA改札機

都市部で普及している鉄道のICカード決済。
続々と使用可能区間が増えているが、
境界を越えて使えない事を知らない人が意外と多い。

境界を跨いだり、そこに近い区間を走る列車内では
車掌または自動アナウンスで注意喚起したり、
駅舎内や車内にもその旨が掲示してある。

ここ越中宮崎はICOCAの最東端駅であり
ここより東はICカード非対応区間。

そのため簡易ICOCA改札機にも注意書きがあり
駅舎内にも大きく掲示してある。

しつこいほど注意喚起してあるが
そもそも越境する人は掲示を見ないし
放送も聞いていない。

結局、到着駅や車内で精算できてしまうため
間違ったら払えばいいくらいの感覚なのだろう。

路線によってはワンマン運転に
精算用乗務員が搭乗するのだから本末転倒だ。

このいたちごっこのような状態は
ずっと続いてしまうだろう。