片道きっぷは、
乗車駅と降車駅を結ぶ中で
同じ駅や路線を通らない経路で進むきっぷ。
一般的には最短経路で乗車することを望むが、
逆に距離を長くして乗車するケースも有る。
複雑な路線網を一筆書きで乗車していくのも
鉄道ファンの楽しみの一つだ。
そんな時に発行されるきっぷを見ると
「経由」の欄が非常に長くなる。
単純に乗車する路線だけではなく
新幹線や駅名が間に挟まれたり、
愛称ではなく正式名称で記されていたりするなど
新しい発見もあり非常に面白い。
またこの経由は
乗務員や駅係員が正しい経路で旅をしているか
確認するためにも使用されており
途中下車などで確認される。
路線図や運賃規則が頭に入っている人だと
スムーズに進むが、
新人社員など不得手な人があたると
時刻表で路線を確認し、上司に確認をとるなど時間がかかる事もある。
一般的には使用しない複雑な経路を使っているで
係員が確認に時間が掛かっても仕方のないこと。
これも旅の一つだと考えるべきである。
乗車駅と降車駅だけでなく
経由欄も注目してみると
面白い発券があるかもしれない。