中国の鉄道駅といえば
売店も自販機も、更にはベンチも無いのが特徴。
これまで何度も取り上げてきたが、
やはりターミナル駅はその壮大さが違う。
上海虹橋駅は中国鉄道の中でも巨大な主要駅であり、
幹線の北京ー上海を結ぶ高速鉄道の発着駅としても機能している。
駅のホームは高速鉄道用だけでも10面19線あるが、
そのどのホームにもベンチ・自販機がないため
とにかく殺風景。
階段付近の柱にしか広告がないのが
さらに何もなさを際立てている。
日本だとホーム柵が増えているが、
中国だと完全に停車してから改札を通るため
それも必要なく、単純にホームだけが並んでいる。
外国に行くと列車に興味が行きがちだが、
駅設備や利用方法にも目を配ってみると
面白い発見があるかもしれない。