パワースポットブームから
日本中の神社仏閣巡りが趣味として定着してきた現代。
そんな神社仏閣の敷地を
踏切が横切っていることが
思った以上に多い。
多くの場合は、線路を敷く際に
その方が都合がよいというケースで
高山本線は川と山に、
山陽本線は海と山に挟まれているように
土地がないこともしばしば。
東海道本線美濃赤坂支線へとつながる
西濃鉄道の路線もそうで、
石灰などの鉱石を運ぶ路線が、
石引神社の参道を通るのは
祟りが起きそうでもあり
逆に御加護がありそうでもある。
鉄道で旅しながら周囲を散策していると
その土地の歴史を知ることができる。
同じ箇所は2つとない、
そんな不思議な光景だ。