【一日一鉄】三セク鉄道が722kmの長大路線!? 2020年5月18日

長良川鉄道の終点、北濃駅

赤字路線や新幹線並行在来線からの誕生で
経営の厳しい第三セクター鉄道。

多くは短距離路線で
三陸鉄道リアス線を除くと
長くても150キロ未満が主だ。

そんななか、
越美南線を引き継いだ長良川鉄道の終点・北濃駅には
目を疑うような距離が書かれた看板があった(現状不知)。

「美濃太田より722km」。

まさしく驚愕の数値。

東京から上道(山陽本線、岡山市)とほぼ同じ距離というから驚きだ。


もちろん、これは間違いで
実際の数値は72.1km
(小数点以下にも間違いが…)。

看板をよく見ると
2と2の間に、傷や汚れと見間違えるほどの小さな点がある。
点の位置が普通とは違う位置にあるので錯覚してしまうようだ。

あまりにも距離が違うので
「そんなに遠い!?」よりも「これはおかしい」と
すぐに分かる。

ちなみに海抜は、ほぼ正確な数値。