特急列車に乗る際に選択肢の一つとなるのが「パノラマ」。
先頭車から前面を望むことができ、線路だけでなく運転風景まで見ることが出来るのが売りだ。
そんなパノラマ展望になっている車両は減りつつあり
新型車両の導入でなおさら珍しくなってしまっている。
関西地区を代表するパノラマ車といえば「くろしお」。
「オーシャンアロー」という愛称を持つ283系が運用につく際に利用できる。
特徴的なボディとオーシャングリーンが映える、見てからに特急!という車両だ。
基本編成は新宮方面に対してパノラマグリーン車が連結されているが、
写真は新大阪方面に連結されている付属編成。
車内も前面がよく見えるようにできていて、
通路もクランクが置かれ後ろの席の展望も考慮されている。
やはり運転席後ろの景色は格別で、
運転風景はもちろんのこと各駅の通過時間や車内の情報など
様々なものを見ながら旅をすることが出来る。
乗客には嬉しいサービスだが、運転手さんは少し緊張感がありそうで、
無くなってくれたほうが嬉しいかもしれない…