【一日一鉄】減りつつある前面展望 2019年7月27日

くろしお 283系 パノラマグリーン

特急列車に乗る際に選択肢の一つとなるのが「パノラマ」。
先頭車から前面を望むことができ、線路だけでなく運転風景まで見ることが出来るのが売りだ。

そんなパノラマ展望になっている車両は減りつつあり
新型車両の導入でなおさら珍しくなってしまっている。

関西地区を代表するパノラマ車といえば「くろしお」。
「オーシャンアロー」という愛称を持つ283系が運用につく際に利用できる。

特徴的なボディとオーシャングリーンが映える、見てからに特急!という車両だ。

くろしお 283系 パノラマグリーン

前面展望を望める283系パノラマグリーン。付属編成は新大阪方面に連結される。

基本編成は新宮方面に対してパノラマグリーン車が連結されているが、
写真は新大阪方面に連結されている付属編成。

車内も前面がよく見えるようにできていて、
通路もクランクが置かれ後ろの席の展望も考慮されている。

やはり運転席後ろの景色は格別で、
運転風景はもちろんのこと各駅の通過時間や車内の情報など
様々なものを見ながら旅をすることが出来る。

乗客には嬉しいサービスだが、運転手さんは少し緊張感がありそうで、
無くなってくれたほうが嬉しいかもしれない…