【一日一鉄】岐阜羽島の使われないのりば 2020年9月22日

岐阜羽島駅下りホームエスカレーター

駅は余分なホームを持っていると
維持するために経費がかかるため
必要最低限で作られている。

大規模設備が必要な新幹線駅もそうで、
通過列車の多い途中駅では上下1面ずつしか無い事が多い。

そうではない途中駅はそれなりに理由があって
岐阜羽島駅もそんな駅の一つ。

毎時2本をベースとしているのに
2面4線に通過線2本で名古屋駅よりも大きい。

これは土地に余裕があるからではなく、
関ケ原の雪対策が理由であることはよく知られている。

それ以外にも悪天候などで列車が遅れた際に
名古屋駅が全列車停車の割に狭いので
その調整をするのにも岐阜羽島が使われたりする。

以前、浜松で不発弾処理が行われた際は
上り線に3本の列車が停まるという
珍風景が見られた。

普段はなにもない殺風景な駅だけど
柔軟な運用を支える無くてはならない駅なのだ。