優待きっぷ2018の旅2日目の前編を公開しました!
動画内では書ききれなかった裏話を書き綴っています。
広島駅からスタート!

ホテルは駅ビュー!

夜間停泊の新幹線まで丸見え。
中国地方の中枢都市である広島の中心駅である広島駅を一望できるホテルからスタートです。特に部屋を指定したわけではなかったので嬉しい限りです。深夜には11番線に700系が留置してありました。それよりも貨物列車の音がかなり響きましたが…
新しい広島駅

新しい南北自由通路。太陽光が降り注ぐ。
新しい広島駅は非常に立派なものになっていました。前回、2016年5月はまだ工事中で地上改札が残っていましたが完成して橋上駅化されています。
同じJR西日本だからか大阪駅や岡山駅などと同じような色使いの駅になっていますね。違うのは改札機の色。カープの地元らしく赤色になっています。
広島で遅延発生
この日の広島駅では遅延が発生しており、通勤時間と相まって非常に混雑していました。遅延理由は呉線坂駅から矢野駅間の踏切確認。遮断棒が折れたとの連絡があったそうで… 更に水尻駅で乗客救護が重なり、乗り入れをしている山陽本線・可部線にも影響が及んでいました。この影響でスケジュールの見直しをし、予定より早い列車に乗ることに。
しかしながら第一報から時間が経っているのもあり、下り(下関方面)は遅れを回復しておりスケジュールに余裕ができたこともあって、広島最大?の観光地へ向かう駅へよることになりました。可部線は事象が起きた路線で内にもかかわらず非常に遅れており、入線してくる列車や待ち合わせのホームには沢山の人がいました。相互乗り入れや直通運転のデメリットを大きく感じましたね。東京などの関東はかなり酷いと聞きますし…
宮島口の攻防
予定外のの途中下車
呉線で遅延が起きたことで早めのスタートを切ったおかけで時間が出来たので、広島の名所・宮島へ繋がる宮島口で降りてみることにしました。列車内でも宮島へ行く観光客がパンフレットを広げているなどしていました。乗り鉄も観光に分類されると思うのですが…。
宮島口から宮島口桟橋までは非常に近く200mもないですが、徒歩で行くと国道2号線に遮られており地下道を通らざるをえません。片側一車線にも関わらず横断歩道が無いのは観光客の多さからでしょうか。
宮島連絡船は…

フェリー桟橋。きっぷや割引などで乗る船が違う。
宮島口桟橋からはJR宮島フェリーと宮島松大汽船2つの航路が設定されており、JRは18きっぷ利用者にはおなじみの航路ですし、松大汽船の方は広島電鉄の航路になっています。宮島を観光する際には列車との組み合わせで航路を選ぶとお得です。フェリーだけ乗る場合は、2路線とも同価格になっています。
ここでは宮島に行かないことを黙っている設定なのですが、もともと急な予定変更で降りた駅なのでそもそもフェリーに乗る考えはありませんでした。行きたいですけどね宮島・厳島神社。古戦場でもありますし…。行ってしまうと2日目の最終目的地に、日が暮れる前に到着できない(暗いと景色が見れない)ので断念しました。
岩国からの海岸線
中国地方の特徴

東洋紡を過ぎたあたり。一気に海岸線が広がる

対岸が周防大島。この橋の完成により鉄道連絡航路は廃止になった。
広島から西の山陽本線は非常に海に接近して走ります。都市が海岸線にあるのもそうですが、中国地方は海の近くまで山地が迫っており平地が少ないのも影響しています。眼の前の海が内海である瀬戸内海で波が低いのも海岸線に線路が近い理由でもありますね。
岩国駅では、巷で話題になっている「獺祭」を買おうと売店に寄ってみたのですが(岩国市が醸造元)、見事においてありませんでした。ご当地なのに。

キハ47が待っている。
ここから先の行程は岩徳線も選択肢にありましたが、次の乗り換えに間に合わせるためには山陽本線しか選びようがありませんでした。またの機会には錦帯橋と岩国城を含めて岩徳線を制覇したいと思います。
徳山駅で長時間停車
新幹線待ちのお約束
長距離列車ではお約束の長時間停車があるのが徳山です。出発時間と全く同じ時刻に「こだま」が上下線ともに出発するので乗り継ぎの便宜上停まっているみたいです。乗り換え時間は6分ほどしかありませんが…。

JR西日本お得意の115系改造車。中間車改造なのでのっぺり顔。
長時間停車は乗り鉄にとって撮影タイムです(置き引きに注意!)。ここではキハ40や115系などの国鉄車両が幅を利かせており好きな人にはたまらない駅ですね。徳山駅には周南市立駅前図書館があり利用客も多く訪れています。これが岩徳線の利用者層を押し上げている原因でしょうか…。
新しい新山口駅
日本で山口だけで走る列車

山口県内だけに残る123形。見た目はアレだが貴重な車両。
山口県の中心駅?である新山口駅は改修され橋上駅化されています。新幹線と在来線のホームがちょっと離れており非常に広い構内を持っている駅です。ここでは宇部線で運用される123形がいるのですがコレが全国で5輌しかない今では貴重な車両です。見た目は…。
新駅舎はやはりJR西仕様

新山口駅の新駅舎。JR西日本の各駅と似ている。
駅舎はJR西日本仕様といった感じで、岩国駅や広島駅とよく似ています。違うのは自動改札ではないということぐらいでしょうか?。新駅舎の特徴である駅を縦断する南北自由通路がありますが、ここの通路は平日の昼にほとんど人がいません。新幹線改札の方はさすがに結構な人がおり、ひっきりなしに改札を通っていました。ビジネス需要が高めです。
広島から新山口まで山陽本線を利用しましたが、瀬戸内を堪能すること?が出来ました。運行頻度が少ないので通学時間などが重なると岡山から相生間と同じように大混雑しそうです。移動する手段として利用するなら頻度も多い新幹線一択ですね。
乗車データ
乗車路線
路線 | 乗車区間 | 営業キロ | 備考 |
---|---|---|---|
山陽本線 | 広島−新山口 | 154.5km |
運賃計算キロ
路線 | 乗車区間 | 運賃計算キロ | 備考 |
---|---|---|---|
山陽本線 | 広島−岩国 | 41.4km | |
岩徳線 | 岩国−櫛ケ浜 | 48.1km | 換算キロ |
山陽本線 | 櫛ケ浜−新山口 | 47.7km | |
合計 | 137.2km |
次回もお楽しみに!