中国の鉄道といえば質素なホームが代名詞。
大都市の一つである天津の南駅も同じ。
さらに2面4線通過線2線の設備なのに、
乗車客の通路は改札・階段・エスカレーターともに1つだけ。
駅ナカが発達し、
駅自体が一つの目的地にもなりつつある
日本の駅とは大きな違いだ。
さらにホームには
停車位置の案内も貼られてはいるものの、
あまりあてにはならないので、
列をなすこともない。
質素なホームは殺風景だが、
柱や売店によって幅が狭まることがないので、
転落や接触の危険性は減らせるメリットもある。
このホームを見ていると
立ち食いやお土産・自販機など
様々な店が立ち並んだ日本のホームは
一つの観光地とも思えるくらいだ。