2人同士が向き合って座るボックスシート。
古くから一般的だった座席仕様だが
転換式クロスシートの普及で数が減りつつある。
国鉄型の113系でも
内装リニューアルが行われ
徐々に固定ボックスシートはなくなっている。
ボックスシートは向かい合うには狭く
膝がぶつかり合うのが普通で、
他の座席が空いていなくても
向かい側の席は避けられるくらい。
ピークタイムや混雑区間では不人気だが、
逆に閑散路線では1人1ボックスくらいで乗れたりするので
長旅には重宝する。
古い車両に古い座席。
ここに座った数多くの人の歴史を
噛み締めながら乗り続けたい。