駅から伸びる線路は、
駅によって様々な光景を見せてくれる。
ただまっすぐ伸びているところもあれば、
カーブして山や建物に隠れてしまう駅も。
そんななか垂井駅の西側は、
これから待ち受ける厳しい勾配を示唆しており
わざわざ新垂井経由の別線を作った理由もよく分かる。
駅を出てすぐにある20‰の数字が
それを物語っている。
ぜひこの区間に乗車する時は、
携帯電話やタブレットから目を離し
線路と周りの建物の角度の違いを見てほしい。
上りでも下りでも
その勾配の大きさを実感することが出来る。
さらに電車でなく車で
となりの国道を通ってもその急さに驚かされる。
列車の性能向上に舌を巻くばかりだ。