赤字路線や新幹線並行在来線からの誕生で
経営の厳しい第三セクター鉄道。
多くは短距離路線で
三陸鉄道リアス線を除くと
長くても150キロ未満が主だ。
そんななか、
越美南線を引き継いだ長良川鉄道の終点・北濃駅には
目を疑うような距離が書かれた看板があった(現状不知)。
「美濃太田より722km」。
まさしく驚愕の数値。
東京から上道(山陽本線、岡山市)とほぼ同じ距離というから驚きだ。
もちろん、これは間違いで
実際の数値は72.1km
(小数点以下にも間違いが…)。
看板をよく見ると
2と2の間に、傷や汚れと見間違えるほどの小さな点がある。
点の位置が普通とは違う位置にあるので錯覚してしまうようだ。
あまりにも距離が違うので
「そんなに遠い!?」よりも「これはおかしい」と
すぐに分かる。
ちなみに海抜は、ほぼ正確な数値。