【一日一鉄】平面交差は名鉄の売り。西方の前後逆転 2021年9月30日

津島駅へ進入する尾西線列車

複数の鉄道路線が交差する際に
一番低コストなのが平面交差。

しかし通過する際の制限が大きく
運行本数の多い路線ではダイヤ上のネックになる。

大手私鉄である名鉄は
多くの場所で平面交差があることでも有名だが

尾西線と津島線の交差も面白い交差の一つだ。

津島駅の北にある交差箇所では
津島線の上り線に尾西線が合流する形をとっているが、

尾西線の方が先に開業し
津島線が追加された経緯を持つ。
(別会社線として)

名鉄に統合された後に
高架化されたが、

まるで津島線から尾西線が分岐しているかのような構造になっている。


尾西線には複線用の用地があるが車止めになっているのも
お互いの状況が分かってしまう箇所だ。

前面展望はいろいろな情報を教えてくれるので
何度でも乗りたくなってしまう。