山間部を走る路線は風光明媚な景色が多く、
車窓から楽しむだけでなく
駅での停車時間や走行風景も
景色を彩っている。
徐々に減りつつある国鉄型は
その重厚感も相まって
山岳地帯の景色とよく合う。
高山線を走っていたキハ48形も
ずっしりとした佇まいが
高くて白味を帯びた山と対比となって
どちらも際立たせている。
いまはステンレス鋼の車両が増え
見た目的にも明るく、そして軽くなり
少しだけだが映えなくなってきたように感じる。
しかし費用対効果や寿命・保守などの面で
置き換わっていくのは仕方がないこと。
なくなる前に思い出を残しておきたい。