【一日一鉄】名阪直通の最南端「紀伊勝浦駅」 2021年6月11日

紀伊勝浦駅で交換するくろしおと南紀

名阪こと名古屋と大阪は
複数の経路で結ばれているが


鉄道の場合は東海道本線と東海道新幹線が主だ。
特に東海道新幹線は乗り換え無しで移動できる。

逆に最長経路として名高くなった「紀勢本線」は
移動というより旅としても毛色が強い。

リアス式海岸を延々と走るさまは
ここ紀勢本線でしか味わえない風景だ。

 

そんな紀勢本線で名古屋にも大阪にも1本で行ける
最南端の駅が「紀伊勝浦駅」である。

路線の所属はJR西日本で
特急くろしおが運行されており、
さらにJR東海のワイドビュー南紀が社境を越えて乗り入れている。
東西どちらにも行ける稀有な駅となっているのだ。


紀伊勝浦から名古屋まで約3時間45分、
新大阪までは約4時間。

名阪間の新幹線が約50分なのを考えると
半島として日本最大である紀伊半島を物語る長さだ。

是非一度は紀伊勝浦→紀伊勝浦の一筆書きに乗ってみたい。