名鉄犬山線にかかる大きな橋梁「犬山橋」。
複線の路線にも関わらず
横幅も大きく
まるで複々線を想定して作られているようだが、
実際は鉄道道路併用橋だった頃の名残。
かつては複線の両脇を道路が通っており、
路面電車と同様に名鉄の列車が走っていた。
今でも木曽川を越える橋は少ないが、
その一つが共用だったと思うと
車からも鉄道からもデメリットが大きすぎた。
とはいえ共用でなくなったのは
さほど古いわけでなく
20世紀ギリギリの2000年。
今でも橋から線路を見る人は絶えず
人気のある橋梁の一つだ。