パターンダイヤの拡大などにより
列車の始発駅や終着駅が固定化されていることが多い。
運用上の都合もあるが、
乗客の便宜にもなっている。
特に日中は時間も固定され
「いつでも同じ」になっている。
しかし朝夕夜は日中とは違う特別な運用が行われていることが多く、
東海道本線でも関ヶ原始発着の列車が設定されている。
特に夜の「関ヶ原行き」の列車は
まるで合戦場へ行くかのような響きの列車になっている。
残念ながらこの時間帯に合戦場跡へ行っても
暗闇で何も見えず、逆に怖いくらいだ。
また終電も関ヶ原行きだが
乗り過ごして帰れず
途方に暮れる人たちもいる。
夜の合戦場行き列車は
睡魔や懐との戦いでもあった。