JR東海とJR西日本の
境界駅の一つである猪谷駅は
1面2線しかないのに3列車が集結することがある。
境界駅であるために
普通列車の運行が分断されているからだ。
そのため定期的に1番線に普通列車が2編成入線し
2番線に特急ひだが発着するという運用が行われる。
普通列車が入線する1番線は
停車する位置が当然決まっており
全列車が折り返すため
列車が走らない部分が錆びてしまっている。
運行が分断する駅ならではの光景だ。
最低限の線路で、最大限の運用をする。
そんな形を見せられている駅がここにある。