高山本線はその名が示すとおり
岐阜県内を多く走っている。
分水嶺は高山市の南側にあるが
岐阜県内では北へ行くほど山に入っていく印象。
しかし富山県に入ると一気に下り始め
急激に景色が変わる。
笹津駅手前(起点基準)に
200キロのポストがあり
岐阜から来ると、
「遠くまで来た」感がある。
逆にここから富山までは
たった25.8kmしかないのに
山から海際の平地まで一気に駆け下りる。
この違いが日本列島の構造を表しており
高山線の魅力ともなっている。
風光明媚な路線としてだけでなく
日本列島を横断する稀有な路線としても
魅力あるのが高山線である。