地下鉄と言うと
さっと乗れる都市の移動手段という
イメージが強いが、
中国の地下鉄はさっと乗れない。
改札にはセキュリティチェックがあり
大きな駅ともなるとそれで行列をなしているからだ。
物品の規制こそ、そこまで厳しくはないものの、
日本の飛行機(国内線)に乗るような感覚だ。
わざわざ人員と設備を割いて行っているのは
危険物持ち込みなどの防犯対策が主な理由だ。
別に検査が厳しいわけではないので
時間に余裕を持っていれば何も問題はないが、
荷物の扱いが雑なので注意したい。
X線検査ではベルトコンベアに載せるのだが
ありとあらゆる手荷物を載せるため汚い。
また検査終了後は床に流し落とされるパターンが多く
きれいなカバンなどは汚れてしまうし、
上から重いスーツケースが流されてくると
潰れてしまうこともある。
中国旅行の際は汚れても良いカバンで
旅をすることをおすすめしたい。