滋賀の米原から新潟の直江津まで
続いていた北陸本線。
西からその名の通り北陸を通って
日本海縦貫線の一部を担っていたが、
整備新幹線である北陸新幹線の延伸開業によって
金沢から直江津が並行在来線として
IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道に
経営分離された。
しかし、経営分離されたとはいえ
実際の線路はそのまま利用されているため
キロポストなどはそのまま引き継がれている。
米原から299キロであるこのポストも
北陸本線がかつて直江津まであったことを
未来に残す鉄道施設である。
今後さらなる北陸新幹線の延伸で
米原から敦賀までの
短い距離になる可能性がある北陸本線。
後で名残を見ると
ちょっと切なくなってしまいそうだ。