【一日一鉄】デッキにドアがなく客室と一体 2020年9月20日

中国高速鉄道の車両連結部

一般的なJRの優等列車にはデッキがあり
客室とドアで区切られている
(一部除く)。

これで客室の静寂性と車内保温対策などが
図られているが、

中国高速鉄道の2等車はデッキと客室の間にドアがない。
さらに連結部にもドアがないため
数両にかけて空間が一体化している箇所がある。

製造費削減なのか、通路の便宜性なのか
はたまた整備費用削減なのかはわからないが、
ドアがないため新幹線よりも騒音が響く。

中国人の声は大きく
日本のように客室では静かにというマナーもなく、
携帯電話での通話も自由なので
客室に静寂が必要ないともとれる(個人の感想)。

慣れてくればドアは無くても問題なく、
運行中はそれほど気にならないが、
駅停車中にドア外で吸ったタバコのニオイが
流れ込んでくるのが一番つらい(車内禁煙のため)。

未だ海外へは行くことが難しいが、
日本でも鉄道会社ごとの違いが結構あるので
ぜひ比べてもらいたい。