【一日一鉄】今なお残る貨物線の跡 2020年7月18日

西濃鉄道昼飯線跡

地方人口の減少や
車社会の拡大で減ってしまった鉄道路線。

廃線になると線路が剥がされ
別の用途に使われたりするが、
一部の路線ではそのまま残っていることがある。

西濃鉄道昼飯線もその一つで、
私鉄の貨物線という非常に珍しい立場ながら
今でもその遺構を残している。

特に線路のみならず、
踏切や一部の信号機など
ほんとうにそのまま残っているのが
この路線のいいところ。

過去の雰囲気を残しつつ、
歳を重ねるごとに朽ちていく様が
哀愁を誘う。

とはいえいつ手が入るかわからないので
見るなら早めがおすすめ。

貴重な風景の残る場所だ。