山の中を走る路線で
増えている印象があるのが線路脇の金網。
都会だと人の立ち入りを防ぐために
フェンスが設置してあることが多いが、
田舎の場合、防いでいるのは人ではなく動物。
その動物と列車がぶつかった時の影響はとても大きい。
まずは列車の遅れ。
ダイヤに支障が出るのは当たり前だが、
動物支障が起きるような路線は
沿線に道路もないので、片付けに時間もかかってしまう。
さらにこれが天然記念物の「かもしか」だったりすると
手続きも複雑でより時間がかかる。
また動物は体が大きいため列車も大きく傷ついてしまう。
そんな動物支障を防ぐために金網が設置されている。
農業でも獣害は悩みのタネだが、
鉄道業でも切っても切れない悩みのタネになっている。