列車の先頭車というと
顔の形をしており、
形式によって違う顔を見せてくれる。
山陰本線と伯備線を経由して岡山へ
通し運転される黄色い電車105系G編成は
両端で顔が違うという珍しい編成。
上り側(岡山側)は
国鉄時代から引き継いだ先頭車を使用しているが
下り側(出雲市側)は
中間車を先頭車化改造しており、
ただ単に真っ平ら。
まるでのっぺらぼうのような顔をしている。
北陸本線の「食パン」こと419系や
福知山支社の「サンパチくん」こと113系3800番台を
彷彿させる特徴的な顔だが、
いまだ愛称はついていない。
本数が少なくなりつつある国鉄型だけに
みんなに愛される車両になってほしい。