【一日一鉄】あえて〇〇〇式、逆に使いにくい・・・ 2019年10月11日

N700系 公衆電話

日本の鉄道の先端を行く新幹線。
車両が新しくなるたびに、便利な設備が付帯していく。

Wifiやコンセントなどは最たる例。

しかし、そんななか未だに残っている設備がある。

それは公衆電話。

携帯電話が普及し、利用率が低下していても
新幹線には未だに公衆電話が常備されている。

もちろん、携帯電話を持っていない人もいるし、
何より緊急電話をする際は
公衆電話のほうが位置情報を捉えやすいなど
公としての役割を強く持っている。

そんな公衆電話だが、
非常に使いにくいのも確か。

なぜならカード専用だから。

携帯のバッテリーが無くなったから公衆電話で…
と思ってもカード専用だと二の足を踏んでしまう。
カード販売機が横においてあったとしても。

急ぎの電話だと買わざるを得ないが、
まず使い切ることはないだろう。

現金が使えればよいのだが、
新幹線の公衆電話は専用の料金があり、
一般的な公衆電話からより高めになっているため、
数十円ではすぐに切れてしまう。

それを防ぐための1000円カードだろうが・・・

まず無くなることはないだろうが、
改善もされないであろう公衆電話。

その去就を見守りたい。