【一日一鉄】わずかに残る共用区間がボトルネック 2021年4月4日

倉敷駅伯備線ホームから見る山陽本線と伯備線の分岐

全国にたくさんある分岐駅。

列車が複数の路線に分岐して行くさまは
見ていて楽しい。

また、その配線をみて運用を楽しむのも
醍醐味の一つだ。

倉敷駅は山陽本線から伯備線が分岐しており
伯備線のほとんどの列車が岡山駅以遠を発着としている。

そのため駅には分岐があり、
伯備下り線は平面交差を回避するために
高架化しているのが特徴だ。


しかし、この交差後から駅の間の区間は
上下共用区間となっており、
運行上のネックとなっている場所だ。

これは伯備線がかつて単線だった頃の名残とも言える。

平時は特段問題はないが、
非常時にはこういう共用区間は
かなり面倒な箇所になる。

上りの「やくも」も倉敷駅で普通を待つことも…


とはいえ特徴的な分岐のひとつなので
抑えておきたい場所のひとつだ。