日本の鉄道の先端を行く新幹線。
車両が新しくなるたびに、便利な設備が付帯していく。
Wifiやコンセントなどは最たる例。
しかし、そんななか未だに残っている設備がある。
それは公衆電話。
携帯電話が普及し、利用率が低下していても
新幹線には未だに公衆電話が常備されている。
もちろん、携帯電話を持っていない人もいるし、
何より緊急電話をする際は
公衆電話のほうが位置情報を捉えやすいなど
公としての役割を強く持っている。
そんな公衆電話だが、
非常に使いにくいのも確か。
なぜならカード専用だから。
携帯のバッテリーが無くなったから公衆電話で…
と思ってもカード専用だと二の足を踏んでしまう。
カード販売機が横においてあったとしても。
急ぎの電話だと買わざるを得ないが、
まず使い切ることはないだろう。
現金が使えればよいのだが、
新幹線の公衆電話は専用の料金があり、
一般的な公衆電話からより高めになっているため、
数十円ではすぐに切れてしまう。
それを防ぐための1000円カードだろうが・・・
まず無くなることはないだろうが、
改善もされないであろう公衆電話。
その去就を見守りたい。