【一日一鉄】ただ殺風景な高速鉄道の駅 2019年8月10日

中国高速鉄道の大型駅

鉄道のホームといえば列車に売店、乗客がごった返しており、
広告市場としても熱いエリアだが(一部に限る)、
中国高速鉄道のホームはただただ殺風景。

以前にも取り上げたことがあるが、
列車ごとに改札を行うため、ホーム上に売店が存在しない。
乗客がホームに居る時間が数分しか無いためだ。
降りた客もすぐに改札を出されてしまうので、
売店が存在する意味がないからだ。
もちろん自販機も椅子もない。

中国高速鉄道の駅

ホームには何もなく、広告すら無い。

前は対岸式2面2線の通過線タイプだったが、
4面8線の大型駅になるとそれが顕著だ。

広いホームには列車と乗客だけ。
広告も限られた部分のみとなっており、華やかさもない。
ベンチや自販機もなく、
ただ単に列車に乗降するだけの設備になっている。

この風景を体験できる時間は少ないが、
一度は見てみると面白い景色だ。