【一日一鉄】「青春18きっぷ」利用者は要注意の列車 2019年7月30日

高松駅 マリンライナー

春夏冬の夏休みシーズンに期間限定で発売・利用できる「青春18きっぷ」
JR全線の普通列車が乗り放題ということで多くの人達から人気を集める企画きっぷだ。

そんな18きっぷの利用者には要注意しなければならない列車がいくつかある。
その一つがマリンライナー

本州と四国を結ぶ唯一の鉄路・瀬戸大橋線を走っており、
利用中はココを通らないと四国と本州を行き来できない。

そんなマリンライナーの高松側には2階建て展望車が連結してあり人気を博している。
2階がグリーン車指定席で、1階が普通車指定席になっている。車端部の平屋もグリーン車だ。
その展望車に乗る際に、18きっぷ利用者は要注意しなければならない。

18きっぷの規則で、
「普通・快速列車の普通車指定席は別途指定券を購入すれば乗車できる」とあり、
1階部分の「普通車指定席」には指定券を買えば、18きっぷを利用して乗ることが出来る。
感覚としてはライナー券に近いイメージだ。

しかし2階及び平屋のグリーン車には乗ることが出来ない。
なぜなら「グリーン車自由席に限り別途グリーン券購入で乗車可」というルールがあるから。
”自由席”ならOKだが、”指定席”はダメなのだ。
もしこの2階のグリーン車指定席に乗りたいなら別途乗車券を買う必要がある。

ただし、東京近郊で設定されている普通列車のグリーン車は「自由席」なので、
グリーン券を購入すれば利用できる。このちょっとした違いで大きな差が出るのだ。

東京近郊から来て、その感覚でマリンライナーの2階グリーン車に乗ってしまうと、
乗車券の購入を求められるので、しっかりとルールを把握しておくことが大切。

他には、東海地区のホームライナーにあるグリーン車も指定席なので、
青春18きっぷでは乗車できないので要注意。
普通車はライナー券で乗れるので安心を。