JR東海エリアの非電化エリアで
特急として使用されるキハ85。
高山本線の「ひだ」と関西・紀勢本線の「南紀」で
エンジン音を掻き鳴らしながら走っている。
そんなキハ85は
南紀で使用される車両のうち4両に
鹿衝突対策用の衝撃緩和装置が取り付けられている。
動物を巻き込むとダイヤの乱れだけでなく
車両の故障にも繋がるため
弾き飛ばそうという狙いがある。
(鹿は逃げる前に立ち止まって見る習性がある)
だが全運用には入っておらず
衝突も含めて運要素が高くなっている。
しかし、南紀より運行頻度が高いひだには
取り付けられてはいない。
都会では人との接触で
ダイヤが乱れることがあるが
地方路線では動物との接触で
頻繁に乱れるので
頭の痛い問題だ。