都市の間を縫うように走る日本の鉄道は、
古くから複数の列車を分割併合し
効率の良い運用を図ってきた。
運用が複雑で初見には難解と言われる
名古屋鉄道でも多層建て運行が行われている。
その代表的例がμスカイ。
夕方に運行され、
中部国際空港から
新鵜沼と新可児行きの列車が連結して発車し、
犬山駅で分割を行う。
朝にはこの逆が行われている。
どちらも「新」がつき、
東海や名鉄に馴染みがないと
わからないような地名であることも
この列車の特徴だ。
これだと間違える人が多そうだが
殆どの客は名古屋や犬山までで降りるうえに
全車指定席なので
さほど困ることはないようだ。
唯一の難点は
新鵜沼発着は
セントレアで改札から遠くなることだろうか…