【一日一鉄】千円に満たない大糸北線 2020年11月29日

キハ120形車内に掲げられた大糸線運賃表

地方非電化閑散路線といえば
長い距離をゆっくり走るイメージが強く、

車内にある運賃表でも
1000円を越えることが多い。

大糸線の北部区間
いわゆる糸魚川から南小谷のJR西日本管内は

すごくゆっくり走って
1時間を越えるのに
運賃は680円。
(写真は値上げ前)

わずか35.3kmしかない。

駅数も少ないのになぜ遅いかというと
多くの場所で速度制限があるためだ。

急峻な地形ゆえの
速度制限や安全・保安上の都合で減速を強いられている。

短いのに
乗った感がたっぷりある
そんな路線だ。