【一日一鉄】20年経って中止が決まった貨物計画 2022年2月9日

米原駅から望む米原貨物ターミナル駅予定地方面

一度は下火になったものの
環境負荷やドライバーの不足により
再度脚光を浴びることになった鉄道貨物。

そんな貨物列車の荷役作業を行ったりする
貨物ターミナルは流通の一大拠点となるが
2002年に計画されていたのが

米原貨物ターミナル駅の設置計画だ。

米原駅から東海道本線で京都方面にあった
巨大な敷地はその計画地。

広大な土地を空けていたが
2022年になって貨物ターミナル駅事業は中止。

開始から20年経っての決定となった。

琵琶湖線下り列車の右側に見えていた
「米原貨物ターミナル駅予定地」の看板が
すでに哀愁を漂わせていたが、
これで完全に終了となる運びだ。

様々な要因が積み重なって
中止となったわけだが

数年後、数十年後、
「やっぱり作っておけばよかった」と
ならないことを祈りたい。