一度は下火になったものの
環境負荷やドライバーの不足により
再度脚光を浴びることになった鉄道貨物。
そんな貨物列車の荷役作業を行ったりする
貨物ターミナルは流通の一大拠点となるが
2002年に計画されていたのが
米原貨物ターミナル駅の設置計画だ。
米原駅から東海道本線で京都方面にあった
巨大な敷地はその計画地。
広大な土地を空けていたが
2022年になって貨物ターミナル駅事業は中止。
開始から20年経っての決定となった。
琵琶湖線下り列車の右側に見えていた
「米原貨物ターミナル駅予定地」の看板が
すでに哀愁を漂わせていたが、
これで完全に終了となる運びだ。
様々な要因が積み重なって
中止となったわけだが
数年後、数十年後、
「やっぱり作っておけばよかった」と
ならないことを祈りたい。