海の観光地の駅といえば
山は少なく開けた場所にあるイメージがあるが、
紀勢本線の白浜駅は
山と山に挟まれた谷あいに立地している。
白浜は関西屈指のビーチリゾートで
夏の海水浴場の代表格としてテレビでも中継される。
そんな白浜駅がある白浜町は
半島状に突き出した立地のため
国道42号のように
勾配の少ない川の近くを通るのではなく
一旦山を超えて回り込んでいる。
そのためビーチリゾートなのに
山に囲まれており
しかもホームがカーブしているというおまけ付き。
駅から出た時に
まるで降りる駅を間違えたかのような雰囲気は
あるいみ白浜ならではといえるだろう。