【一日一鉄】新幹線の凄さがわかる相互発着 2021年12月28日

京都駅に進入する上り列車

日本の大動脈を担う東海道新幹線。

高速鉄道でありながら
過密運転であることも有名で

のぞみ停車駅であれば
時間を気にせず駅に行って乗れるほどだ。


そんな東海道新幹線の凄さがわかるのが駅の発着。

高速で運行するため列車の間隔が非常に大切。

追い抜きもさることながら
列車が発車すると同時に、次の列車が到着する
マジックのような方法がとられている。

いわゆる相互発着、
同一方向の列車に対して2つの番線を用意して
交互に使用することで制約を緩和するという手法がとられているのだが、
これが実際に体感するとすごい技術なのがわかる。

分岐やホームが沢山あるターミナル駅(例えば上海虹橋駅、高鉄用は10面19線)
ならわからなくもないが

同一方向に1面2線しかない駅で
いとも簡単に行われているのだ。

誇るべき技術なのだが
これを海外に輸出すると
日本みたいに運用できなくなるという。


日々の安全が守られていることに
敬意を評して新幹線を利用したい。