日本に数多くある分岐駅。
頻度の多い場所では立体交差化されているが
多くの場所は平面交差となっている。
平面交差の場合は
干渉しないようにダイヤが組まれる。
福井県の越前花堂駅は
北陸本線と九頭竜線（正式名：越美北線）が分岐する駅で
九頭竜線の列車が福井駅まで
北陸本線に乗り入れる。
この時、九頭竜線上り列車は
北陸本線上り本線を跨ぐため
このタイミングでは北陸本線の列車は絶対にやってこない。
逆に九頭竜線の下り列車は
福井−越前花堂間は上り線を通るが
下り本線とは干渉しないため
北陸本線の下り列車と共演するという
珍しい現象が起きる。
長い特急と１両の気動車が同時に走る
面白い景色だ。
しかし残念ながら
特急列車から九頭竜線への乗り継ぎは数分差できず
次の列車は４時間弱待たなければならない。
しらさぎの始発列車だというのに…
