日本全国を襲っている季節外れの前線による豪雨。
これ以上被害が出ないことを祈るばかりだ。
そんな豪雨に見舞われている一つが
広島県と島根県を流れる「江の川」。
中国地方では最大の川で
中国太郎と呼ばれるほどの大河であるとともに、
氾濫を繰り返す暴れ川でもある。
その江の川を沿うように走っていたのが旧三江線。
運行には江の川の状況が大きく影響を与えていた。
洪水とともにあった三江線には
駅のある集落に入る前に陸閘と呼ばれる水門があり、
増水時には集落を守るように締め切られる。
まさに川とともに走っていた路線だ。
廃線になってしまったが、
今一度路線跡を巡りたい路線の一つだ。