多くの種類がある鉄道車両。
会社の方針や路線ごとに必要な性能が違うため
さまざまな種類が存在している。
特に普通列車と特急列車に使う車両は
乗客に対するサービスも違うため大きな差があったりする。
そんななか、山陰本線を走るキハ187系とキハ126系は
並ぶと見た目がよく似ている。
これはどちらも同時期に製造され
保守負担軽減のために機器が共通化されているためだ。
車体自体も223系2000番台と基本的に同一構造となっており
いろんな部分でコストカットが図られている。
当然ながら性能には違いがあり
特徴的なのが、
キハ187系は1両にエンジン2基だが
キハ126系は1両に1基というところだ。
さすがに長距離を高速で走る列車は違う。
さまざまなところで共通化が進んでいるが、
やはりその地域だけの車両、乗りに行きたいと思える車両が
すこしでも増えてくれることを願うばかりだ。