【一日一鉄】実は便利な乗換駅・新神戸 2021年6月30日

新神戸駅 上りホームの駅名標

新幹線単独駅として知られる新神戸駅。

乗り換えというと地下鉄の事を指しそうだが、

実は新神戸は新幹線同士の緩急接続が便利な駅なのだ。


以前はこだまやひかりしか止まらなかったため
新大阪や岡山・姫路で乗り換えが必要になるなど
不便な部分が多かったが、

全列車停車になったことで
東京や博多に直通できるようになり
利便性が急上昇した。


それに伴って直通だけでなく
のぞみからこだま、ひかりからのぞみなど
緩急接続が出来るようになったことが非常に大きい。

特に以前は新大阪駅で乗り換えする場合
新大阪駅ではホームの移動がほぼ必須だった。

特に山陽新幹線専用車は20番線で発着するので
大きな移動を強いられていた。

新大阪駅20番のりばへの通路

新大阪駅20番のりばへの通路

それが新神戸駅では同一ホームで乗り換えが出来るので
負担は大きく減る。

東海道でこだまに乗りたい場合でも
直通ののぞみやひかりに乗り、
京都で乗り換えれば同じく同一ホームで乗り換えられるので
移動負担は少ない。

乗り換えアプリなどでは
新大阪駅が乗換駅になったりするが、
駅の構造を理解することで
掛かる負担に大きな違いが出るのだ。

とはいえ新神戸駅には行ったこともあるが
下車も乗車もしたことがないのは
また別の話だ。